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Japanische Klassiker mit Furigana

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じょちゅうくん

女中訓

羽仁 もと子

Lesen Sie 女中訓 (じょちゅうくん) von 羽仁 もと子 (はにもとこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 26.701 Zeichen · 52 Bildschirme

Aozora Bunko

ふうに考えてみても十五、六はぜひいります。そしてその雑巾や台ふきには、どこの分どこの分としるし縫いをしておかなくてはなりません。またそれだけのものを置くところも、必ずそれぞれに考えておかなくてはなりません。戸外に適当な雑巾のほし竿、台ふきのためにはまた別に、うちには台ふきの置き場、座敷に水のこぼれたときにふく雑巾の置き場、おなじく台所用の置き場、それぞれさだめておくのです。

バケツの数も在りどころも、もちろんきめておかなくてはなりません。

雑巾が多すぎると思う人もあるでしょう。それはこういうふうにつかうからです。一体雑巾がけというものは、ちょっと長い廊下などを、一つの雑巾で、洗ってはふき、また洗ってはそのさきを拭くというようにすると、洗うたびに水をかえるのは面倒ですから、ついだんだんに水が濁ってきます。少しでも濁った水でふいていると板の間が黒くなります。

それだから、まず朝の雑巾がけのときに、座敷からはじめるとすれば、きれいに洗って外の竿にほしてある、座敷用と縁側用の雑巾あわせて五つをとり、井戸端で五つとも水でゆすいでかたくしぼり、バケツに入れて持ってきて、その五つの雑巾をみな使ってしまったら、また一どきに清水で洗ってはふくというようにするのです。