Japanische Klassiker mit Furigana
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じょちゅうくん
女中訓
羽仁 もと子
Lesen Sie 女中訓 (じょちゅうくん) von 羽仁 もと子 (はにもとこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 26.701 Zeichen · 52 Bildschirme
ようになる。これが下手なご飯のやり方の第一です。
つぎには、ただ『おあがりなさいおあがりなさい』ではだめだからというので、お汁をかけたり、お茶をかけたり、むしったお魚をご飯にまぜたりして、さっさとかき込ませるような食べ方をさせることがよくあります。早くすんでよいようだが、一度こういうことをしてやると、子供はすぐおぼえてしまって、ご飯のたびに、お汁をかけて、お茶をかけてという。お茶づけにしてかまずにのみ込んだご飯は、不消化になるということは、みなさんもよく知っていることでしょう。これがまた下手なご飯のたべさせ方です。
つぎに子供というものは、二種あるおかずの中でも、一方が非常に気にいると、ほかの一つは見向きもしないで、よけいに気にいったほうのばかりを、ずんずん食べてしまうものです。こちらのほうもお食べなさいといえば、『私、それは大きらい』という。こういうときに、もう一つおかずがあるのだから、まあよいというような気持ちで、そのままにしてしまう。こういうふうなことがたび重なって、大きくなってまで、あれがきらいこれが好きと、むやみに食物のより好みをすることになります。