Japanische Klassiker mit Furigana
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こうげいのみち
工芸の道
柳 宗悦
Lesen Sie 工芸の道 (こうげいのみち) von 柳 宗悦 (やなぎむねよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 166.103 Zeichen · 336 Bildschirme
※(ローマ数字2、1-13-22)
いつかこれらのものが世界の人々から異常な注意を享ける日は来るであろう。
※(ローマ数字2、1-13-22)茶壺。丈一尺四分、胴巾九寸、口径四寸五分。陶器。窯は江州信楽。手法は焼締め、鉄流し釉。日本民藝美術館(現在、日本民藝館)蔵。
*以下、特に断わり書きのないかぎり、日本民藝美術館所蔵と表現してある作品は、現在、日本民藝館が所蔵している。
「※」のキャプション付きの図
※(ローマ数字2、1-13-22)
いかに自然が驚くべき仕事をなすか。いかに単純な手法のうちにあり余る美が示され得るか。この真理をこの忘れられた一つの壺が如実に語ってくれる。それほどのものに作者の名は記してない。そうして背後にはとりわけ個性もなく、知識もない。だが創造の世界があり、自由の境地が潜む。自然が守護せる作、他力の作。この一個はそれを実証してくれるではないか。今からおよそ百数十年の昔、あの信楽の窯で、幾多の無名の職人たちが、かかるものを数限りなく作った。そうしてどの民家でも、安いこれらの品を気安く用いた。この壺は炉辺で用いる番茶入である。頑丈な黒ずんだ田舎屋の中で、あの立派な竈や炉の傍らに、これらの壺が置かれていた昔を想像する。