Japanische Klassiker mit Furigana
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ゆうれいやしきのさつじん
幽霊屋敷の殺人
山本 周五郎
Lesen Sie 幽霊屋敷の殺人 (ゆうれいやしきのさつじん) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 9.339 Zeichen · 19 Bildschirme
これだ※(感嘆符二つ、1-8-75) 黒い羽根※(感嘆符二つ、1-8-75)
そして、出来たら殺した犯人を探しだしたいので、貴方のお力を借りに伺ったのです」
「宜しい!」龍介は考え深い容子で、はっきりと答えた。
「貴方のお力になりましょう。そうですね、僕はさっそく明日の午前十時、白堊館へまいります。又そこでお眼にかかりましょう!」
「何か用意するものがございますか?」
「そうですね、僕ぁ昼飯には厚肉のテキが頂きたいんです、松川さん」
龍介は笑った。松川理学士もさそわれて、
「承知しました。御馳走をたくさん拵えてお待ち申します!」笑いながら立ちさった。
その夜龍介は殆ど二時ごろまで勉強部屋に籠って、古い江戸地図と首っ引にいろいろな書物を夢中で調べていた。
これだ※(感嘆符二つ、1-8-75) 黒い羽根※(感嘆符二つ、1-8-75)
翌日の午前十時、龍介は芝区白金三光町の白堊館にきていた。
松川理学士は既にきていて、先に立って龍介を案内しながら、いろいろと説明につとめた。
白堊館は別の図にかいたように、応接間と書斎にわかれて建っていた。書斎の方は二階建で下には室が三つあり南の端の部屋に下男の吾郎が住んでいた。二階は博士の書庫になっていた。