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Japanische Klassiker mit Furigana

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ゆうれいやしきのさつじん

幽霊屋敷の殺人

山本 周五郎

Lesen Sie 幽霊屋敷の殺人 (ゆうれいやしきのさつじん) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 9.339 Zeichen · 19 Bildschirme

Aozora Bunko

あッ※(感嘆符二つ、1-8-75) 白い幽霊

それが勝浜主膳の身寄りの者であったらしい。

しかし、勝浜が二万両をどこかに隠していることを知っていた者があってこの家の敷地に埋めてあるに相違なしと目星をつけ、この家に棲む者を殺しては、その金を掘り出そうとしたのであった。

「どうです松川さん、僕の推察は当たっていると思いませんか?」

「で、この暗号が分かったのですか、春田君?」松川理学士は急きこんで話を進めようとする。

「分かりました。極く簡単なんです、ごらんなさい、クワウコクノコウハイコノイツセンニアリという十九字の中に、ノの字に赤・の打ってあるのがありましょう、つまり十九字の中のノのある場所に、その金が埋まってるんです」

「そりゃ分かっているが、その十九字が何を意味しているんだか分からん」

理学士はますます急きこんでくる。

あッ※(感嘆符二つ、1-8-75) 白い幽霊

「そうです、その十九字が問題です」

「分からないのですか?」

「いや分かりました。つまりそれはこの白堊館の大柱の数なんです!」

理学士は思わず驚きの叫をあげた。

「僕はすぐに調べてみたら、大柱の数はきっちり十九です、つまりこの大柱の内のノの字に当る場所に、二万両の金貨が埋めてあるわけなんです。