Japanische Klassiker mit Furigana
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あいはふしぎなもの
愛は不思議なもの
小川 未明
Lesen Sie 愛は不思議なもの (あいはふしぎなもの) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.862 Zeichen · 10 Bildschirme
子供たちは、また、どこからか竹ざおを持ってきて、コツ、コツと氷の面をつつきました。氷は、堅くて、いくら突いても、突いても、跡すらつきませんでした。もう、その上に乗ってもだいじょうぶだろうと、一人乗り、二人乗りしました。そして、そこにいた四、五人の子供は、みんな乗って、これから、毎日、こうして、遊ばれると思うと、新しい世界を征服したように、喜びの声をあげました。
おしずは、さっきまで、家の前に、子供たちと遊んでいた坊ちゃんが見えなくなったので、どこへいったのだろうと探しました。そして、みんな池の方へいったと聞くと、あわててその方へやってきました。
子供たちの遊んでいる声が、かすかに、あちらでしていました。彼女は、びっくりして、
「もう、氷すべりをしているのでないかしらん? 坊ちゃんもいっしょに?」と思うと、胸がどきどきとしました。
池の見わたされるところまでくると、はたして、白い氷の原の上に、子供たちが黒くなって遊んでいました。
「坊ちゃん! 坊ちゃん。」と、叫びながら、彼女は、きちがいのように、走りました。なぜなら、「もう、池を渡っても、だいじょうぶだ。