Japanische Klassiker mit Furigana
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たんていしょうせつのなぞ
探偵小説の「謎」
江戸川 乱歩
Lesen Sie 探偵小説の「謎」 (たんていしょうせつのなぞ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 119.820 Zeichen · 235 Bildschirme
(3) 時間に関するトリック(乗物、時計、音響などのトリック)………三九例
(4) 犯罪の痕跡に関するトリック(足跡トリック、指紋トリックなどのほかに、探偵小説に最もよく使われる密室トリックが含まれている)……一〇六例
(5) 人(死体を含む)および物の意外な隠し場所に関するトリック…一四一例
(6) 暗号トリック……………………………………………………………三七例
これを更に細かく分類すると数十項に分けられるが、その細分の項目のうちで最も多いのは「一人二役」トリックの一三〇例、第二は「密室」トリックの八三例で、この二つが断然他を抜いている。
「一人二役」にしても、「密室」にしても、大ざっぱに考えると、一度使われてしまえば、あとはその真似ということになり、いっこう興味がなさそうに思われるが、案外そうではない。それらの中にまた、非常に多くの種類があって、別の種類のものを考え出せば、やはり独創が感じられ、新しい興味がわくのである。そこで、探偵作家は同じ「一人二役」、同じ「密室」のトリックを、あらゆる角度から考え、前人の気がつかなかった新手法を発見しようとし、長い間には、右のように百例にもおよぶ異種のトリックが考案されたのである。