Japanische Klassiker mit Furigana
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うんめい
日本の文学 3 五重塔・運命
幸田 露伴
Lesen Sie 日本の文学 3 五重塔・運命 (うんめい) von 幸田 露伴 (こうだろはん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 100.648 Zeichen · 198 Bildschirme
小二才はおのれだな生弱々しい顔をして能もお辰を拐帯した、若いには似ぬ感心な腕、併し若いの、闘鶏の前では地鶏はひるむわ、身の分限を知たなら尻尾をさげて四の五のなしにお辰を渡して降参しろ。四の五のなしとは結構な仰せ、私も手短く申しましょうならお辰様を売せたくなければ御相談。ふざけた囈語は置てくれ。コレ七、静に聞け、どうか売らずと済む工夫をと云うをも待たず。全体小癪な旅烏と振りあぐる拳。アレと走り出るお辰、吉兵衛も共に止ながら、七蔵、七蔵、さてもそなたは智慧の無い男、無理に売ずとも相談のつきそうな者を。フ相談付ぬは知れた事、百両出すなら呉れてもやろうがとお辰を捉え立上る裙を抑え、吉兵衛の云う事をまあ下に居てよく聞け、人の身を売買するというは今日の理に外れた事、娼妓にするか妾に出すか知らぬが。エヽ喧擾しいわ、老耄、何にして食おうがおれの勝手、殊更内金二十両まで取って使って仕舞った、変改はとても出来ぬ大きに御世話、御茶でもあがれとあくまで罵り小兎攫む鷲の眼ざし恐ろしく、亀屋の亭主も是までと口を噤むありさま珠運口惜く、見ればお辰はよりどころなき朝顔の嵐に逢いて露脆く、此方に向いて言葉はなく深く礼して叔父に付添立出る