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Japanische Klassiker mit Furigana

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うんめい

日本の文学 3 五重塔・運命

幸田 露伴

Lesen Sie 日本の文学 3 五重塔・運命 (うんめい) von 幸田 露伴 (こうだろはん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 100.648 Zeichen · 198 Bildschirme

Aozora Bunko

建文の初に当りて、燕を憂うるの諸臣、各意見を立て奏疏を上る。中に就て敬の言最も実に切なり。敬の言にして用いらるれば、燕王蓋し志を得ざるのみ。万暦に至りて、御史屠叔方奏して敬の墓を表し祠を立つ。敬の著すところ、卓氏遺書五十巻、予未だ目を寓せずと雖も、管仲魏徴の事を以て諷せられしの人、其の書必ず観る可きあらん。

卓敬を容るゝ能わざりしも、方孝孺を殺す勿れと云いし道衍は如何の人ぞや。眇たる一山僧の身を以て、燕王を勧めて簒奪を敢てせしめ、定策決機、皆みずから当り、臣天命を知る、何ぞ民意を問わん、というの豪懐を以て、天下を鼓動し簸盪し、億兆を鳥飛し獣奔せしめて憚らず、功成って少師と呼ばれて名いわれざるに及んで、而も蓄髪を命ぜらるれども肯んぜず、邸第を賜い、宮人を賜われども、辞して皆受けず、冠帯して朝すれども、退けば即ち緇衣、香烟茶味、淡然として生を終り、栄国公を贈られ、葬を賜わり、天子をして親ずから神道碑を製するに至らしむ。又一箇の異人というべし。魔王の如く、道人の如く、策士の如く、詩客の如く、実に袁の所謂異僧なり。其の詠ずるところの雑詩の一に曰く、

志士は 苦節を守る、