Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しゅんちゅう
春昼・春昼後刻
泉 鏡花
Lesen Sie 春昼・春昼後刻 (しゅんちゅう) von 泉 鏡花 (いずみきょうか) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.079 Zeichen · 102 Bildschirme
あなたには通じますまい。
どうせ、そうですよ。それだって、こんなにお待ち申している、私のためですもの……気をかねてばかりいらっしゃらなくても宜しいわ。些とは不義理、否、父さんやお母さんに、不義理と言うこともありませんけれど、ね、私は生命かけて、きっとですよ。今夜にも、寝ないでお待ち申しますよ。あ、あ、たんと、そんなことをお言いなさい、どうせ寝られないんだから可うございます。怨みますよ。夢にでもお目にかかりましょうねえ、否、待たれない、待たれない……)
お道か、お光か、女の名前。
(……みいちゃん、さようなら、夢で逢いますよ。)――
きりきりと電話を切ったて。」
「へい、」
と思わず聞惚れる。
「その日は帰ってから、豪い元気で、私はそれ、涼しさやと言った句の通り、縁から足をぶら下げる。客人は其処の井戸端に焚きます据風呂に入って、湯をつかいながら、露出しの裸体談話。
そっちと、こっちで、高声でな。尤も隣近所はござらぬ。かけかまいなしで、電話の仮声まじりか何かで、
(やあ、和尚さん、梅の青葉から、湯気の中へ糸を引くのが、月影に光って見える、蜘蛛が下りた、)
と大気じゃ。