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Japanische Klassiker mit Furigana

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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme

Aozora Bunko

とフト耳に這入ったのは、堀切の別荘に伊之助さんが押込められて窮命して居ると聞きましたから、お可愛そうだと思いましたが、吉原の者を頼んで遣っては、却って若旦那の身の為に成るまいから、誰が宜かろうというと、若浪が

「私の考えでは矢切村の叔母さんを遣んなまし、叔母さんを遣んなますと、あゝいう堅気の叔母さんが往くんですから、先方でも訝しく思わないで、却って事が解りましょう」

と是から急に手紙を書いて下総の下矢切村へ出し、どうか伊之助さんの方へ談を附けてくれろと云うので、早速矢切の叔母さんが出て往きました。これが間違いの始めで、解る人ならば相談の埓が明きますが、分らん人で、お釈迦さまから渡を越えると直に向うが下矢切村でございますけれども、江戸へとては十六の時に来た切で、浅草の観音さまを其の時初めて拝んだという人で、供に附いて来た男は、鋏鍛冶金重の宅に居た恭太郎という馬鹿な奴で、先方は奉公中一晩でもお店を明けたことのない頑固な番頭さんがちゃんと扣えて居りまする所へ掛合いに参ったのでございますから、余程面倒で、

叔母「恭太や、少し其処え待ちて居ろよ、はい御免なせえましよ、紀伊國屋の伊之助さんの別荘は此方でござえますか」