Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
そうで」
番「宜うざますよ、此方へ上んなまし、ちょいとヒョットコさん、おや御免なまし表徳さん這入んなましよ」
徳「へえ御免なさい、誠にどうも、今山谷橋で大師匠に逢って聞いてすっかり驚いちまって、只アーッと云って鬱いじまって、小さくなって師匠の後から従いて来るくらいな事で花魁の御様子を伺い、お脈を拝見したいというわけで」
正「そんな大きな声をしてはいけないよ、花魁は鬱ぐ病だから、チト神妙にして、少し待っておいで」
徳「好い屏風だネ、金地に牡丹の花があって、赤い尾を振り舞してるのは猩々でげすかえ」
正「ナンノ石橋だよ、え御免なさいまし」
番「此方へ這入んなまし、花魁正孝はんが来たの、そこへ這入んなましよ」
というので、通って見ると、病間は入側附きの八畳の広間で、花月床に成って居ります。前に褥を取り、桐の胴丸形の火鉢へ切炭を埋け、其の上に利休形の鉄瓶がかゝって、チン/\と湯が沸って居りまする。十一月の事で寒いから二つの布団の上に小蒲団を敷き、藤掛鼠の室着の上へ縫もようの掻巻袍を羽織り、寒くなると夜着をかける手当が有りまする。床には抱一上人の横物はとりまして、不動さまに道了さまと塩竈さまのお輻と掛け替り、傍に諸方から見舞に来た