Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
訳だか左の足が痛み出しましたが、これは若草が松の枝へ小刀を打ち付けたのが感じましたものか、また、然ういう病が発する時節になったのかも知れませんが、一通りならん痛みでございますゆえ、名医が来て段々これを診ると、脱疽という病で、其の頃脱疽の療治などは長崎へ往かなければ見ることは出来んそうで。
医「先ず是はどうも極難症で、脱疽に相違ない、至極の難症にして多く鬼籍に入るを免れずと医書に有る、鬼籍というのは過去帳のことで、仏さまの過去帳につくを免れずと云うのは死ぬより他に仕方は無いが、最初の内に早く切断法を施せば全治を万一に見ることが出来よう」
と、種々むずかしい講釈が有りましたれども、切るのは否だから、神信心を致したり伺を立てたり、種々な事を致しますと、何処で伺を立てゝも御鬮判断をして貰っても死霊と生霊との祟りだと云われて見れば、神経だから家中が心配致し、事によったら吉原の花魁が怨んでは居ないか、遊女というものは能く人を祈るなどというから、祈ったのではないかと大番頭の安兵衞、伊兵衞始め一同心配して居りまする事が、チラリと耳に這入りましたから主人も気にし始めると、トロリとすると夢に見る。