Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
ことは微かに聞きましたが、何処にいらっしゃることか御様子も知らずに居りました……誰が旦那さまを殺しましたか」
仙「フーム……それは何にしても飛だ事だった……お前この頭巾に見覚えが有るか、誰のだか分るか」
重「誰のだか分りませんが見覚えは有ります、お屋敷の御重役がお揃いに、あの芝口の紀の善という袋物屋へ誂えてお拵えに成った頭巾でございます、御覧なさい、此処に印が押して有るのは見聞の時に大勢が同じような頭巾だから解らなくなるといけないと云うので、裏に白羽二重のきれを縫いつけて、それへ各々の朱印を附けて有るのですが、誰のだか分りません」
仙「能く見ねえ、誰のだか分りそうなものだナ」
重「私が見ちゃ分りませんが、これは此の小左衞門さまの御子息の小三郎さまという方が御覧なさるか、また御重役方に聞きますれば分ります」
仙「フン、何にしても死骸の遣り場に困ったな」
安「これが親方と私ばかりだと、係り合になるといけねえから投り込んでしまう処だが、重三さんが乗っていたので死骸の分るというのが不思議です……アヽ、また向へ一人落ちて来ました、今日は滅法界に人の降る日だ」