Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
ことで、アノ羽根を突くのをよく/\聞いて見ますれば、あれは蚊に喰われないまじないだと申しました方がございますから、どういう訳かと質ねましたらば、子守が児を負いまして、カチーリ/\と羽根を突くと云うと、むくれんじの玉の返る処が蜻蛉という虫に似て居りますから、蜻蛉返りと云って、くる/\ッと返る、蜻蛉と云うものは蚊を捕り喰う虫だと云うので、赤ん坊の頭を蚊に喰わさんがためにカチーリと羽根を突き、くる/\ッと返ると蚊が逃げるんだそうですから、一体は夏つかなければならんものだが、何ういう訳か正月羽根を突くことになりましたが、昔の羽子板は誠に安っぽいものでございます、只今でも何うかすると深川八幡の市で売って居りまするのは、殿さま、かみさま、さんじゃさまとか云う昔風の絵が書いて有りますが、只今は役者の押絵で誠に美しい大きいのが流行ります。近年は羽子板の外へ刀を持った手などの出たのが有りまして、羽子板の大さが六尺三寸と云うので、まさか、朝飯前には中々持ち切れません、それでカチーリ/\と突きますが、能く突けたもので、親の教より役者の押絵の方が大事だと見えて、