Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme

Aozora Bunko

のか去年の暮の二十日だっけ、久し振りで親父の処へ尋ねて行き、一両小遣を遣ったらば、何で己に小遣をくれるのだ、己は梨子を一荷担いで歩き、幾籠売っても一両の金は儲からないのに、己に一両も小遣いを呉れられるような身の上に成ったは、御主人さまのお蔭だから、御主人を大事に思うなら、好な酒だから飲むなじゃアないが、手前が一己立になるまでは酒だけ止めてくれろよ、と手を突いて頼むと云われたから、お父さん、そんなら私は羽根田の弁天様へ酒を禁とうと云って、親父と手を引合って弁天さまへ参詣して願掛けをしたが、酒を禁って置きながら味淋でも呑んで酔えば同じことだ、味淋酒というからこれも矢張酒だ、どうぞ堪忍しておくんなさい、どうも済みませんが、災難で、これも皆約束事と諦めておくんなさい、先立ちます、また万年町の御主人も嘸悪い奴と思召しましょう、後でお屋敷から難題が掛って来たら、何のくらい御立腹になるか知れませんが、どうも私には致方はございません、その代り私が死にましてもお刀の処は私が幽霊になって尋ね探し、御難儀のかゝらないように致して…お係りの稻垣様のようなおやさしい