Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme

Aozora Bunko

重助「へえ/\、家根へでも逃げ出しましょうか」

仙「もう宜いから下りて来なよ」

重助「何処から逃げますか」

仙「逃げるんじゃアねえ、泥坊を生捕ったから下りて来ねえというんだ」

重助「誠に強いお方でございますな」

仙「泥坊を捕えたから下りて来なよ」

重助「はい/\畏りました」

とブル/\慄えながら二階から下りてまいり、

重助「旦那マアお怪我が無くってマアお目出度う存じます、私は何処から逃げようかと思って居りました」

政「親方そう泥坊をぶん殴って、憖いに殺しては却って係り合になりますから、ふん縛って突出したら宜しゅうございましょう」

仙「うん、ナニ国分村の萩原だと、聞いた様な名前だな、此ん畜生ヤイ面ア上げろヤイ」

と云いながら大結髪を握んでグイと頭を引上げると、盤台面の眉毛の濃い鼻の下から耳へ掛けて一ぱいの髭で、何ういうことか額の処に十文字の小さい刺青が有りまする。

仙「オヤ此の野郎見たような面だなア」

というと、侍は驚いて

束「これは何うも、誠にどうも、エヽ再び御面会致そうとは心得ませんでした、何うかお助けを願う、重々恐入りました」

仙「此ん畜生…オヽ違えねえ、手前は此の春矢切の渡場で町人を斬る