Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
其の時に伽羅大尽と云う人が華美な装をして来ましたが、紫緞子の羽織を着て緋博多の帯を締め、金造りの大小を差し、紫無地の壁チョロの深い頭巾を冠って吉原町へ這入りまするが、何時でも取巻の二人ぐらい連れて、一本差で、立派な家来が附いて参りまするのだが、山口屋七郎右衞門方の抱え遊女音羽は、実に勝れた太夫で、彼を身受けしようとか手に入れようかと思って、足を近しくまいりますが音羽は誠に厭やで、何うも虫が好きません、傍へ来られても慄っと致しまするから振ります。いくら来ても振って/\振り抜きますが、お客は来て来て来抜き、紋日の仕舞い何やかやまで行届かし、少しも厭らしい事を云わずに帰ります。音羽の方では振って帰すのゆえ手当は能く致しまして、何んな事でも否とはいいません、飲めない口だがチビ/\酒の相手を致し、
客「花魁茶会をしようじゃないか」
音「宜うざます」
客「花月をしようか」
音「宜うざます」
客「花を活けようか」
音「宜うざます」
客「碁を打とうか」
音「宜うざます」
将棊と云えば将棊を指すのですが、真に巧いもので、双六を振り歌を詠みます。かの伽羅大尽が筆を執ってスラ/\と認めた