Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ちょうじんニコラ
超人ニコラ/大金塊
江戸川 乱歩
Lesen Sie 超人ニコラ/大金塊 (ちょうじんニコラ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 175.219 Zeichen · 350 Bildschirme
」
「アハハハハ……。」
とつぜん、べつの方角から、笑い声がひびきました。小林少年です。小林君が、さもおかしそうに、笑っているのです。
「アハハハハ……、二十面相君、きみは地下室においてある爆薬のたるのことをいっているのだろう。あのたるの導火線に火をつけて、みんながにげだすという、ふるくさいやりかただろう。ところが、あの爆薬は、ぼくがだめにしておいたよ。たるの中は水びたしだし、導火線は外から見たのではわからぬように、きりはなしてあるのだ。それに火をつけたって、爆発などおこりっこないよ。アハハハハハ……。」
それをきくと、二十面相は、無電機を地上に投げつけて、じだんだをふみました。
「ちくしょうめ、小林のやつ、よくもそこまで、手をまわしたなっ。おぼえていろ。このしかえしは、きっとしてやるからな。」
そのとき、くらやみのかなたから、懐中電灯の強い光が三つ、グングンこちらへちかづいてきました。
「明智君、中村だ。」
それは警視庁の中村警部が、数名の刑事たちをつれてやってきたのでした。
「中村君、ここだ。二十面相はここにいる。つかまえてくれたまえ。」
刑事たちが、二十面相にかけよって、たちまち手錠をはめてしまいました。