Japanische Klassiker mit Furigana
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あおべかにっき
青べか日記
山本 周五郎
Lesen Sie 青べか日記 (あおべかにっき) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 37.334 Zeichen · 76 Bildschirme
在浦安町
予は若い、本当にこんなでは文学青年かもしれぬ。為事をしたい。今は十一時半だ。寝る。冷える。(五、四)
一昨日は「ヒ」と会った。「今朝」で酒を呑んだ。別れてから松戸へ行った。「セキ」の家を訪ねた。昨日は松戸から徒歩で市川へ下り、それから八幡まで来て、自動車で帰った。今日はひるまで寝た、労れはすっかり抜けていない。何も為なかった。画を描いた。〔予は今度水墨をはじめた〕今は十二時である。寝る。明日は為事にかかる積りである。今は寝る。(二五八九、五、八)
初の蚊の痩脛に来るは叩かれず〔五、一一〕
十日に木挽町へ行って泊った。十一日には青江を訪ねて泊った。十二日には石井信次を訪ねた。妻君は病後でたいへんに美しくたおやかであった。それから父を訪ねて泊った。
在浦安町(土堤の家にて)
昨日土堤の家へ引移った。明るくて風通しの良い家だ。心は未だ落着かない。雨が降りつづいている。(五、一六)
今日東京へ行った。国展を見た。良い画があった。河野通勢とその弟子達の悪趣味の画には困った。悪いものが流行する。梅原龍三郎も余り感心しない。武者小路が三点描いている。千家の肖像がよかった。