Clásicos japoneses con furigana
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いちのくらさわなんりょう
新編 風雪のビヴァーク
松濤 明
Lee 新編 風雪のビヴァーク (いちのくらさわなんりょう) de 松濤 明 (まつなみあきら) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 25.081 caracteres · 51 pantallas
北鎌尾根へ死の登攀
帰りは図のルートを下りたが、沢は腿まで埋まる吹き溜りだった。岩小屋で冷飯を煮直して昼食。湯俣へ下る。シュプールは殆んど消えていて、ラッセルが苦しかった。岩小屋に置いたもの、米五合、コッヘル、燃缶五個、木椀二個、スプーン、フォーク、地図、その他小物。湯俣に着いた時は既に真っ暗であった。
十二月十六日 晴
湯俣(一〇・二〇)―第五発電所(一一・五〇~一二・一〇)―濁(一二・四五)―三ノ沢橋(一三・〇五)―葛(一四・一五~一四・三〇)―第二発電所(一五・三〇~一五・四五)―バス―大町(一六・〇五)
うそのように晴れ上る。ゆっくり湯俣を出て下る。下の方にも多少雪が来ていた。道がこわれたため、バスは第三発電所までも来なかった。二十一日までは籠川の橋までしか行かないという。ただし、その後は第三発電所まで入る由。爺岳の双峰が新雪に輝き、鹿島槍がヒマラヤの山のように雪煙を上げる美しい夕景だった。松本発十九時三十八分で帰る。荷上げの目的は充分に果せた。干飯、餅は十九日までに作って貰うよう、改めて手配しておいた。
北鎌尾根へ死の登攀
十二月二十一日(起床七時)
大町―バス籠川まで(八・〇〇)―籠川橋(八・五五)―第二発電所(九・〇五)―北葛沢(九・一五)―第三発電所(九・二五~一〇・一五)―葛(一一・一五)