Clásicos japoneses con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lee 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 40.778 caracteres · 82 pantallas
三月十日
三月十一日
三月十二日
三月十日 月
朝仕事にかかりかけると、浜中氏来。きのういろは峠というところに引越した由。持っていかなかった pillou その他をしまつする為。その上、台湾銀行の Bank note が置いて行った黒鞁のカバンにある筈なのがない、見なかったかと云われるには困った。さいにきくと又きっとさわぐので。又あの人も、その位のことは自身覚えて居るべきだ。何処にあるかも忘れて、見なかったかときくのは単純すぎる。午後まで居たので仕事出来ず。
三月十一日 火
「Gubbio の皿」、やっと終る。五十枚、
伊太利語の発音が確でないので、Gubbio がグーッビョーなのかガビオなのかわからず、散々字引をひく。Aにも調べて貰い、グーッビョーときまる。国男来、先日あんなに熱心に書いてやった手紙は、彼が試験中であった故かゆっくり落付いてはよまれなかったらしく、又云ってやったこともさほど熱心ではないらしく、少がっかり。Hとの問題、高潮に居るらしい。
三月十二日 水 晴
昨日、一昨日、ひどく風が吹いて落付かない天気であった。今日は暖く風も気になるほどはなく春めいて来た。事務所によって家具の本をかえし、父上とトキワで食事をした。