Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

よしだしょういん

吉田松陰

徳富 蘇峰

Lisez 吉田松陰 (よしだしょういん) de 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 135 622 caractères · 269 écrans

Aozora Bunko

その言は取捨せざるべからざるものなきにあらずといえども、その精神は何人も服膺せざるべからざる所なり。

彼れ年少気鋭、頭熱し意昂る、時事の日に非なるを見て、身を挺して国難を済わんとするの念、益々縦横す。惟うにその方寸の胸間、万丈の焔炎、天を衝く大火山の如くあるべし。知らず、何の余裕あれば、かくまで懇到慇懃、その諸妹を教誡するの文字を作りたるぞ。惟うにこの二個の書簡は、分明に家庭における松陰を描き出して遺憾なかるべし。

彼が檻車江戸の死獄に送られんとするや、その諸妹に与えて曰く、「心あれや人の母たる人達よかからん事は武士の常」と。これ勇士はその元を喪うを忘れざる大決心を、彼らに鼓吹したるものにあらずや。而して彼はさらに左の如き書簡を諸妹に与えたり。

拙者義、この度江戸表へ引かれ候由、如何なる事か、趣は分り申さず候えども、何れ五年十年帰国相成るべき事とも存ぜず候えば、先ずは再帰仕らずと覚悟を詰めし事に付き、何かと申置くべき処あるべきように候えども、先日委細申し遣わし置き候故、別に申すに及ばず候。拙者この度仮令一命差捨て候とも、国家の御為に相成る事に候えば本望と申すものに候。