Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
やまびこおとめ
山彦乙女
山本 周五郎
Lisez 山彦乙女 (やまびこおとめ) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 126 360 caractères · 251 écrans
――貴方がたがそんなふうに、自信たっぷりでいられるのは、うしろに柳沢の威勢があり、その威勢が動かないと思っているからでしょう、それが不動のものではなく、すでにゆるぎだしていると知ったら、それでもやはり自信満々でいられますか。こう訊いてやりたかった。
半之助の役替えには、村田平四郎の勧誘があった。それは、青山主馬と築地の、「丸茂」へいったことから始まっている。
村田も青山も、幕府閣僚の一部(はっきりわからないが、その主動的な人物は、若年寄の久世大和守という人らしい)から命ぜられて、柳沢系の動静、すなわち、吉保をとり巻く政治の不正取引、そしてかれらの汚職の事実、将軍綱吉との閨門関係、などを調べている、ということだ。
だが半之助は、そんなことには、まったく興味がなかった。彼は政治に関心がもてない、政治というものには権力が付きものだし、権力というやつは必ず不義と圧制をともなう。それは、その席に就く人物の如何にもかかわらないし、決して例外はない。大陸の史書には、英明な国王があって、万民は腹いっぱい喰べ、唄い踊って泰平に酔った。などということが記してあるが、じっさいにはその「万民」