Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
にっき
日記
宮本 百合子
Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 79 482 caractères · 160 écrans
あれを読んだ人は必ず一つのことを感じるであろう。それは筆者のテンダーハートだ。殆どセンチメンタルである程の。或人の先入主的常識は法律によって死刑に処せられる若者が心にこの柔かさ優しさを抱いて居ることを、意外に感じるだろう。社会主義運動の何ものかを理解して居る者は、この若き一人の男がテロリストとしての路を歩んだ心理的原因を、この殉情的傾向故に認めるであろう。
ローザ・ルクサンブルグの書簡集も彼女の自然に対するこまやかな愛、生活に対するあふれるやさしさで特色づけられて居る。これは何故であろうか。
第一は、社会運動に携る者はきっと何かの点でありふれた棒杭のような月給とりよりは人生に対して敏感な性質をもって居る。これは明らかだ。
人生を愛し、斯うありたいという望みがあるからこそ彼、彼女等は、十数年のうちには相貌の変るほどの困苦を経て、自分の選んだ路を歩きつづけるのだ。
第二は、彼等は社会人として最も消極的な生存条件の裡に彼等の二十四時間を、或は二四〇〇〇時間を過した。この間に、冷たい壁、鉄棒の間からこぼれる僅かな日光、跫音、などに対して彼等の愛と鑑賞がどの位深く、鋭く全生存の根にまで吸収されたか。