Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にっき

日記

宮本 百合子

Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 62 807 caractères · 126 écrans

Aozora Bunko

一月七日

何一つまとまったことも考えられないから可笑しい。

夕飯におきる。

太郎が十時に上野につくという電報来。国咲そのケフジウジツク タラウという電報をくりかえし見ながら御飯をたべていて、うらをすかしたら汽車にのっている姿が見えるようだろうと、国すかして見たりしている。「おい、家じゅうの電気つけて近藤さんの皆よんでやろう」国、はりきってテーブルを片づけカルピスの瓶を立て座蒲団をもって来る。Sが、こんちは、というときの国のあの「あ」という顔を思い合わせ、S一しお可哀そう。Sも欠点あるにはあるにしろ。この世に可愛がってくれる人なしに生きるのは全く可哀そうだ。太郎、活々としてかえって来る。大安心、大よろこび。

シュアンをよみつづける。フーシェは益※(二の字点、1-2-22)バルザックの方がよく扱っていると思う、本質を。ツワイクよりも。

一月七日(金曜)

なかなかさむい。雪も屋根にのこって凍っている。かいろをつけて出かけて行く。宮、夕飯をかみながら出て来る。笑い顔している。「何だか可笑しそうね」「うん、ことしは腹ぺこ正月で、きのうまでパンが止ったろう、ゆうべはクライマックスで、二時間しか眠れなかったよ」