Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
にっき
日記
宮本 百合子
Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 62 807 caractères · 126 écrans
四月五日
〔欄外に〕
巣鴨、診断書をよんできいた。「あきれたね」「うらでは気違い扱いにしているんだから」
四月五日(水曜)
△から寿がかりたフトンの風呂敷を入用、えびす影丘という所をさがしてゆく。ひどいところで、爺のうらぶれがすみそうなところ。明月やごらんの通り破れふすま と入り口のひらき戸にかいてある。麟太郎の荒廃だ、Sがこういうところにいられるということ、いるということ、いろいろの感じで気がしずんだ。
四谷へまわり住友で△たずねたがいないというので小使室でことづけたのむ。△のここでの見られかたが感じられた。運転手にいったら「ああ」とあの子かという風。小使も軽んじていていやな気がした。かえり巣鴨へまわる。森長の返事をする。かえり山崎の草履かって来る。近藤夫人、うちが見つかったとか云って見にゆきましたよ、やがて帰って来る。「移動申告したんですけれど」やはり亭主のさし金はその職業のものらしいやりかただ。やりかた万事この式。出るようにしてよかった。塩、みそ、しょうゆ、石ケン、みんなわけてゆく。
〔欄外に〕
ひる頃事務所から電話
「どうして?」
「どうっていうこともないが」