Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にっき

日記

宮本 百合子

Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 62 807 caractères · 126 écrans

Aozora Bunko

三月九日

つき合いかねる。こまったもの也。

小都会のこういうエクセントリックな女性、石森の忠子にしても。文化の歪みから生れたもの。

○大岡山の家疎開する由、寿も△も月末までしかいられなくなった。

二階にいると、となりの石だたみの道に馬力の馬のパカパカパカと方向をかえる乱れたひづめの音がした。村瀬さんの荷物つみ出し。子供のとき長さんの大石どうろうを夜中もって来たさわぎを思い出した。

三月九日(木曜)

○太郎、きょうから休学。開成山の小学にうつることになる。亢奮している、「うれしいけどやっぱり東京にいたくもある」本心の言葉だ。咲挨拶に行って来る。太郎午後二時までやって、先生が太郎の疎開を告げ「さようならね」と先生云った由。中條太郎君のお母様という手紙もって来る。あけたら就学通告書が入っている。「将来太郎君がよき紳士となられたとき、よい記念となるでしょうと存じ云々」すこしはり合のある子を次々と送り出す先生の心が感じられ、やはり子供を扱う先生の心はちがうと思った。先生にもいじらしいところあり。わが子のへその緒を大事にしまっておく母のような。茂木先生という人に暖さを感じた。