Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
Lisez 海底大陸 (かいていたいりく) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 89 400 caractères · 179 écrans
「さあ、それはだれだろうね」
市民は、もうなにを考える力もなくなったというふうに見える。そしてふたりよれば、かれらはかならずこんな会話をはじめるのであった。
「この次、海底超人はいつくるだろうか」
「うん、今夜かも知れないということだ。シムトン博士が側近者にそっともらしたそうだ」
「その話なら、ほかから聞いた。しかしシムトン博士は、あのとき煉瓦の下になって、大けがをしたのではなかったかね」
「そういう話もある。じつは、ぼくは何も知らないんだよ。ただ、今夜、海底超人がまたくるような気がするんだ」
今のところその海底超人はそれっきりロンドンを訪問しない。このごろになって、市民たちはやっと恐怖から少し救われた。
鉄水母のゆくえは、いまだにわからない。したがって長良川博士一行の消息もまた不明である。しかしこういうことは想像ができはしないであろうか。つまり、長良川博士はふたたび、海底大陸へ行っているのである。そして怒り立つ海底超人たちを、誠意をもってなだめているのであると。
博士は、いつだか、こんなことをノートのはしに書き記している。
「海底超人の恐るべき実力にたいしては、とうてい人類はその敵でない。