Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Lisez 海底大陸 (かいていたいりく) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 89 400 caractères · 179 écrans

Aozora Bunko

「サンマなんて、めずらしくないや」

と、三千夫少年がひやかしたり、洋上はまるでお祭りのようなにぎやかさだった。そのため、連日のメリー号失踪でおもくるしかった誰の胸のうちもが、スーッと晴れてきたような気がした。

「さあ、このへんで、審判長スミス警部に見てもらうかナ」

一等当選は自分のものだと自信をもつ連中が、ゾロゾロとスミス警部のところに集まってきた。

「どうです、警部さん。こんな大きい魚をつったのはわたしひとりですよ。さあ、ごほうびをください」

スミス警部はただ笑って魚をうけとると、賞品のかわりに番号ふだをくれた。

スミス警部のまわりは、魚市場のようになってきた。ボーイが三人がかりでそれを整理すると、その向うに三人の料理人がいて、その魚のおなかを切ってははらわたを出し、ごていねいにも、そのはらわたを切ってみるのであった。

「警部さんは、魚の寸法なんか、すこしもはからないぜ。腹を出して、料理をしているようだが、これは、ひょっとすると、魚の味で一等二等をきめるんだかもしれないぞ」

などと、そばに立っている連中がワアワア立ちさわいでいたが、スミス警部はこれを気にするようすもなく、腹を切りさいている料理人の手をジッと見まもっていた。