Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

きょうしゅうのしじん よさぶそん

郷愁の詩人 与謝蕪村

萩原 朔太郎

Lisez 郷愁の詩人 与謝蕪村 (きょうしゅうのしじん よさぶそん) de 萩原 朔太郎 (はぎわらさくたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 39 038 caractères · 78 écrans

Aozora Bunko

梅遠近南すべく北すべく

女倶して内裏拝まん朧月

は「のたりのたり」と同工風。時間の悠久を現す一種の音象表現である。

梅遠近南すべく北すべく

「遠近」という語によって、早春まだ浅く、冬の余寒が去らない日和を聯想させる。この句でも、前の「春雨や」の句でも、すべて蕪村の特色は、表現が直截明晰であること。曲線的でなくして直線的であり、脂肪質でなくして筋骨質であることである。そのためどこか骨ばっており、柔らかさの陰影に欠けるけれども、これがまた長所であって、他に比類のない印象の鮮明さと、感銘の直接さとを有している。思うに蕪村は、こうした表現の骨法を漢詩から学んでいるのである。古来、日本の歌人や俳人やは、漢詩から多くの者を学んでおり、漢詩の詩想を自家に飜案化している人が非常に多い。しかし漢詩の本質的風格とも言うべき、あの直截で力強い、筋骨質の気概的表現を学んだ人は殆んど尠ない。多くの歌人や俳人やは、これを日本的趣味性に優美化し、洒脱化しているのである。日本の文学で、比較的漢詩の本質的風格を学んだ者は、上古に万葉集の雄健な歌があり、近世に蕪村の俳句があるのみである。

女倶して内裏拝まん朧月

春宵の悩ましく、艶かしい朧月夜の情感が、主観の心象においてよく表現されてる。