Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

さぶ

さぶ

山本 周五郎

Lisez さぶ de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 210 521 caractères · 415 écrans

Aozora Bunko

医者の診断では、足の骨を折られた下役の一人は跛になるかもしれないが、あとの二人はたいして心配はない、ということであった。――清七は平生から、手のつけられない乱暴者だといわれていたため、役所のほうでは強硬で、大牢へ送るということになりかねなかった。そこで栄二は、清七を大牢へ送るなら自分も送ってくれと居直った。罰を受けるならいっしょだと、男の面目にかけて約束し、それを信じて清七は掛矢を捨てたのである。男が男を信じた、それを裏切ることはできないと云い張った。――騒ぎの原因となったおとよの処置について、差配役の松田権蔵が調べられ、人足たちも訊問された。慥かに、清七はおとよのことを差配役に頼んであった。だが差配役にすれば、松造はしゃばへ出て世帯が持てるからだであるし、清七が島を出るにはまだ期間があった。しぜん、おとよが希望すれば許さないわけにはいかなかった、という事情がわかり、結局は栄二の主張が認められ、清七は三十日の手鎖押籠めという処分にきまった。栄二が同じ処分を受けるまでには、役所とのあいだに飽きるほどの問答が繰返され、寄場奉行から町奉行のほうへも伺いが出されたらしい。