Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
さんまいつづき
三枚続
泉 鏡花
Lisez 三枚続 (さんまいつづき) de 泉 鏡花 (いずみきょうか) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 63 572 caractères · 124 écrans
七
」
「貴方はどちらから、」
「ええ、手前事は、ええ何でございまして、そのあれでございますよ。」
「はい、」
人の内の取次というものは、いかなる場合にも真面目なものなり。
「お友達御免を蒙ります、手前はその日本橋人形町通り、勝山と申しまして、」
「勝山さん、」取次は聞き馴れないという顔色。
「いえ、手前がその勝山と申すんじゃあございませんので、」
「ははあ、」
「御当家先生様の、ええ、お弟子でございまして、その勝山と申しますお嬢さんからちょいと頼まれました、手前使の者でございます、少々お目に懸りとうございますが、お宅でいらっしゃいましょうか、お友達、お取次を願いとう存じますんで、へい。」
「先生はお宅ですが、ちょいとお待ち下さい、」と妙な顔をして取次はくるりと入った、青年は我を忘れた風でひょいとその頸を縮めたが、立直って、えへん内証の咳一咳。
七
「さあ、こちらへ、私が加茂川で。はあ、」と仰向いて挨拶をする。これはあえて人を軽蔑するのでもなく、また自ら尊大にするのでもない。加茂川は鬼神の心をも和ぐるという歌人であるのみならず、その気立が優しく、その容貌も優しいので、鼻下、頤に髯は貯えているが、それさえ人柄に依って威厳的に可恐しゅうはなく、かえって百人一首中なる大宮人の生したそれのように、見る者をして古代優美の感を起さしむる、ただし