Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
さんまいつづき
三枚続
泉 鏡花
Lisez 三枚続 (さんまいつづき) de 泉 鏡花 (いずみきょうか) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 63 572 caractères · 124 écrans
四十八
見ると婦人。
はてな、盗られる物はなし、戸締りはして置かないから、店から用があって来たのかしらと、ひょいと見ると、どう仕り……床屋の妹というのはちょいと娘柄は佳うございましたけれど、左の頬辺に痣があって第一円顔なんで。」
四十八
「よく演劇でしたり、画に描いたりするのは腰から下が霧のようになってましょう。
私がその時見ましたのは、どうして、大した結構なものですぜ。
目鼻立のはっきりとした、面長で、整然とした高島田、品は知りませんが、よろけた竪縞の薄いお納戸の着物で、しょんぼり枕許へ立ったんです。
時刻は時刻だし、場所は場所ですし、第一、その玉がまた、府中あたりに見ようたって見られるのじゃありません。何しろお嬢様、三階建の青楼の女郎が襟のかかった双子の半纏か何かで店を張ろうという処ですもの。
歌舞伎座のすっぽんから糶上りそうな美しいんだから、驚きましたの何のって、ワッともきゃっともまさかに声を上げはしませんが、一番生命がけで、むっくり起上ると、フイと背後向になって、風を切るようにすっと引返しました。その時は背筋のあたり、真白な襟を艶々した髷ね、毛筋もならべたほどに見えましたっけ、もう消えたんです。