Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
Lisez 丹下左膳 (たんげさぜん) de 林 不忘 (はやしふぼう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 241 861 caractères · 480 écrans
おまけに、短い脇差を一ぽんさしたところは、なんのことはない、浪人をソックリそのまま小型にしたよう――。
途方もないこましゃくれ方です。
小さな大人、袖珍侍姿……いっそチョビ安という人間には、ぴったり嵌まったいでたちなので。
その、浪人の見本のような風俗のチョビ安、高さ二尺あまりの、大きな四角い箱をふろしき包みにしたのを両手に捧げて、
「おウ、お美夜ちゃんじゃねえか。会いたかったぜ」
と駈け寄ってきた。白の博多献上を貝の口に結んで、うら金の雪駄――さながら、子供芝居のおさむらいさんを見るようです。
「しばらくこっちに足が向かなかったが、それにャア深え仔細があるんだ」
と、相変わらず、チョビ安独特のおとなッぽい伝法口調。
「きょう来よう、明日こようと思いながら、ぬけられねえもんだから、つい……すまなかったぜ」
お美夜ちゃんは、ツンとうしろを向いて、両手をぶらん、ぶらんさせ、足もとの小石を蹴っている。
拗ねた恰好――無言です。
横ちょからチョビ安は、一生けんめいにのぞきこんで、
「決してお前を忘れたわけじゃアねえ。かわいいお美夜ちゃんを忘れてたまるもんか。いろいろ話があるんだ。