Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

たんげさぜん

丹下左膳

林 不忘

Lisez 丹下左膳 (たんげさぜん) de 林 不忘 (はやしふぼう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 340 187 caractères · 666 écrans

Aozora Bunko

五文の木戸銭は高価くはないが、芸人は劉ひとり、それも、刀操術などと大きく、武張ったところで、能とする演技は、例の小刀投げのいってんばりだ。

かたなの手品だけに見物人は男が主、女子供は数えるほどしかいない中に、恐らしい浪人頭がチラホラ見える。

すっかり武士になりすましている弥生は、臆せず人をかきわけて前方へ出た。

口上人が、エエ、これに控えまする唐人は劉と申し、天竺は鳥烏山の生れにして――なんかとでたらめに並べて引っこむと、すぐに代わりあって、二、三尺高い急ごしらえの舞台へ現れたのが小刀投げの太夫支那人の劉であろうが、弥生をはじめ、一眼見た観客一同は好奇とも恐怖ともつかない声をあげて小屋ぜんたいがウウムとうなった。

唐人劉。

みんなはじめは猿かと思った。

いや、猿にしては大きすぎるが、とにかく、これが世にいう一寸法師か、七、八歳の小児の体躯に分別くさい大きな頭がのって、それが、より驚いたことには、重箱を背負ったような見事な亀背であるうえに、頭から胴、四肢まで全身漆黒の長い毛で覆われているのだ。

平たい顔に、冷たい細い眼、ひしゃげた鼻、厚いくちびる――人間離れのした相貌をグッと前へ突き出して、腰を二つに折り、長い両手のさきを地にひきずったところ……さながら絵に画く猩々そのままで、出て来た時から見物人のどぎもを