Classiques japonais avec furigana
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
Lisez 吉田松陰 (よしだしょういん) de 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 135 622 caractères · 269 écrans
何の密議をかなさんや。余ここにおいて六年間幽囚中の苦心する所を陳じ、終に大原公の西下を請い、鯖江侯を要する等の事を自首す。鯖江侯の事に因りて、終に下獄とはなれり。
一、吾性激烈、怒罵に短し、務めて時勢に従い人情に適するを主とす〔それ然り、豈にそれ然らんや〕。ここを以て吏に対して幕府違勅の已むを得ざるを陳じ、然る後当今的当の処置に及ぶ。その説常に講究する所にして、具に対策に載するが如し。ここを以て幕吏といえども甚だ怒罵すること能わず。直ちに曰く、「汝陳白する所悉く的当とも思われず、かつ卑賤の身にして国家の大事を議すること不届なり」。余また深く抗せず、「ここを以て罪を獲るは万々辞せざる所なり」といいて已みぬ。幕府の三尺、布衣国を憂うることを許さず。その是非、吾曾て弁争せざるなり。聞く、薩の日下部伊三次は対吏の日、当今政治の欠乏を歴詆して、かくの如くにては往先三、五年の無事も保し難しというて、鞠吏を激怒せしめ、乃ち曰く、「ここを以て死罪を得るといえども悔ざるなり」と。これ吾の及ばざる所なり。子遠の死を以て吾を責むるも、またこの意なるべし。唐の段秀実、郭曦においては彼の如く誠悃、朱においては彼の如くの激怒、然らば則ち英雄自ら時措の宜しきあり。