Classiques japonais avec furigana
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
Lisez 吉田松陰 (よしだしょういん) de 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 135 622 caractères · 269 écrans
〔註〕左に掲ぐるは、天保十二年十二月二十六日、江戸町奉行遠山左衛門尉役宅へ、商人を呼出し、諭達したる文なり。
諸商人共へ
その方ども呼出したるは、叱るでなし吟味致すでなし。兼て存じ居るであろうが、士農工商の事だ。士は身命を捨てて奉公を致す故にそれぞれ禄を貰い、農は粗服を用い粗食を喰い汗を流し耕作をぎ、工はその職を骨折り、商人は御静謐の御代どもに正路の働きにて、辱くも御国恩を忘れざるよう致すべきの処、中には寐ていながら多分の利欲を貪る事を相考え候者もこれ有るよう相聞え、以ての外の事なり。士農工はそれぞれの勤め方これ有り。乱世には士は命を的にして働き、農は汗を流し耕作をぎ歩役を勤め、工はそれぞれ加役に用いられ、商人は武具の外に調うる物なく、その時に至りて渡世なく如何よう致し候心得か。商物は調うる者もこれ有れども、払いを致す者もなく御政道もなく、押領致しても制止も届兼ね難渋致し申すべし。それゆえ商人はわけて泰平の御国恩を有難く相心得、追々触出し候趣を相守り、正路にして質素倹約を致すべく候処、だんだん御国恩を忘れ奢侈に移り衣食の分限を弁えず、三百目、五百目の品を相用い、あるいは結構なる新織新形など無益の手間を掛け候者を拵え、輪なき紋八ツ藤その外高家の装束の紋柄を手拭にまで染出し、湯に入り前尻をぬぐい、七、八十文にて