Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
にっき
日記
宮本 百合子
Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 79 482 caractères · 160 écrans
がそれは水くさいじゃないか、と云って怒って居る。
そう――自分そういうところがあるな。(Yは親切が足りぬという。YはYに対してそれは親切が足りぬというが、Y自身はどうか。
よく自分にあんな奴は云々といい加減多く人を片づけてしまうではないか)
自分親切が足りぬというより何か、例えば伊藤綾子の場合など、Yと自分と生れつきの感じかたが違うことを痛感し、何かその点、Yと自分とは別な存在○○だと感じるのだ。Yはその箇々の対手に向ってここの measure をもって居る。この人間にこの位でよい。この人間にはあの位と。その measure が、しかし客観的でない。或時気に入らねばせぬ。気に入るとする。それなら私のように、そのものに対して、自分が気のすむという程度――限度――それまでやったらよいのではないか。どうせ客観的でないなら。
客観的である場合もYにはある。その条件は多く具体的標準のつく場合。Yは親切だ。が、何だかひろく私的で、何だかYに特殊のアッタッチメント(心の上の)がないとYから親切を期待するのが困難のような普遍性欠乏がある。
まして、Y、この頃のような状態で、私に腹を立てると、大して、よい怒りかたもしないのだ。