Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にっき

日記

宮本 百合子

Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 79 482 caractères · 160 écrans

Aozora Bunko

十日

十一日

ポト・ド・ヴェルサイユのそばの商業組織展(商業用具展なのさ)を見て、メーズリ展、真独立展を見て、平さんのところで食事した。貧しき食事。でも美味かった。

それから薪をたいて喋り、いろいろ喋るうちに自分いい心持になった。平さんの親切なところ、人生に暖いところ、感じ、いい心持になった。

十一日(月)

今日はアーミスティス day だ。休日。

うちのフランシーヌ、池本さんを会わせなかったり、平さんをいつかえるか判らぬと云ってかえしたり、変なことをする。十六歳の娘の嫉妬心だ。

夕方、山崎さん夫婦子供づれで来た。池本さんと。

平さんと片山さん五時頃来て、松本さんへゆき、食事によばれた。そのとき、版画をやる人、永瀬さん、宇野浩二が気の違った時のことを話した。医者が気の違ったのを元気づけるために、神経衰弱でしょう。まあおなかをすかせないようにして云々と云ったのを、ただおなか空いたらわるいと思って、今たべたのに、ああ空きゃしまいかと思うとすいてしまう。さあ何かよこせよこせと大さわぎになる。

箱根へゆくとき、妻、母、永瀬氏、小田原で自動車をさがしてる間に行方不明になってしまった。