Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にっき

日記

宮本 百合子

Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 62 807 caractères · 126 écrans

Aozora Bunko

三月四日

「どんなもの上るんでしょうね」細君、いろいろ心配して「信用して居ります」主人「どうして女の人って、誰でもすぐそんな風に考えるんだろう」、男のそういう気持もよくわかる。女の愚劣さとして感じることも。女の性慾と愛情とが混同して自覚されていることや、世界の感覚が男のように世界の感覚として身に迫っていず、「妻・子」的に良人中心にはたらくから。こういう一つの心理にしろ、時代を経てゆく、ゆきかたの差異として感じられて、自分には印象ふかかった。行ったら五年はあちらで暮す覚悟がいる。次代の強壮な若い人たちは都会には出ない。地方からしか。こうして、大きい交代が行われる。防毒面一つくれる由。しかし山崎がなければ私ひとりはかぶれない。国に話したら「そんな遠慮いるもんか」という。そうでない理由話す「ひとの娘だよ」

〔欄外に〕

「三月に入ってからめっきり浮足立ちましたよ」

三月四日(土曜)

三日の閣議で、非常措置具体案二つ。一は、国民学校児童の給食、四月一日より六大都市、一日七勺昼飯として学校で炊事して。二、一般疎開促進。

朝目白から九時半ごろかえり、〇時五十五分東京発太郎を国府津につれてゆく。