Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
りょうきのはて
猟奇の果
江戸川 乱歩
Lisez 猟奇の果 (りょうきのはて) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 134 971 caractères · 270 écrans
愛之助は聞返さないではいられなかった。
「ナニ、東京は東京だがね。少し場末なんだ。本所の宝来館という活動小屋なんだ」益々意外な返事である。
「ヘエ、活動小屋に何かあるのかね」
「何があるものか、活動写真さ」品川は笑いながら「活動写真は活動写真だが、それが少し変なんだ。日活現代劇部の作品でね、『怪紳士』というつまらない追駈け物なんだが」
「怪紳士、フン、探偵劇だね。それがどうかしたのかね」
「マア見れば分るよ。予備知識なしに見てくれる方がいい。その方が正確な判断が出来る。来てくれるだろうね。こういうことの相談相手は君の外にはないのだから」
「何だか、妙に気を持たせるね。だが、別に用事もないんだから、行くことは行ってもいいよ」その実、猟奇者青木愛之助は、もう行きたくてウズウズしていたのである。
そこで二人は、品川の呼んだタクシーに乗って、本所の宝来館に向ったのだが、車中で左の様な会話が取交された。
「君が活動写真に興味を持っていたとは知らなかった」青木が不思議そうに云った。事実品川四郎は小説や芝居などには、縁の遠い様な男だったからである。
「イヤ、ある人に教わって、久し振りで見たんだ。