Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
Lisez 丹下左膳 (たんげさぜん) de 林 不忘 (はやしふぼう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 241 861 caractères · 480 écrans
わけ。
そもそも、大岡様や泰軒がこの事件に関係しだし、また、剣魔左膳が壺の内容を知って、いっそう執念の火をもやすようになったについては、こういういきさつがあったのです。
以前の事情を説明しておかないと、話がすすまない。
そこで、またしても、今夜のこの三人文殊の寄りあい……。
「まあ、よい。おれにまかせておけ。ちょっと考えがあるんだ」
ムックリ起きあがった泰軒のひたいの前に、ソッと二人のひたいが集まる。あとは三人のヒソヒソ話、よく聞こえません。
火吹き紅竹
一
すっかり傾いた明けの月。
通りすがりの船板塀から、松の枝が、おどりの手ぶりのような影を落として、道路のむこうを、猫が一匹ノッソリと横切ってゆく。
寝しずまった巷には、この人恋しい夜にもかかわらず、粋な爪弾き水調子も、聞こえてこない……。
本郷は司馬道場の裏木戸を、ソッと排して、青い液体を流したような月光の中へ、雪駄の裏金の音をしのんで立ちいでたのは、大たぶさにパラリ手拭をかけた丹下左膳である。
いま、脇本門之丞を胴輪斬りに、その血を味わった妖刃濡れ燕は、何ごともなかったかのように、腰間にねむっている。