Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

よつや、あかさか

四谷、赤坂

宮島 資夫

Lisez 四谷、赤坂 (よつや、あかさか) de 宮島 資夫 (みやじますけお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 8 947 caractères · 18 écrans

Aozora Bunko

焼打ち

国木田独歩の娘さんもここにいた。仲村彝の絵も可なりあるという話だ。愛嬌者の新島栄治が、にや/\笑って菓子を包んでいた事もある。私達には、東京随一とならなくとも、忘れ難い店である。

昔は酎割、葡萄割、ウィ、ブランの強烈な奴から、腹にもたまるどぶろくが安価なので、腹掛袢纏の客を呼んだ甲州屋も、遂にレストランとなってしまった。豊田、明菓が出来てコーヒー党を競って呼ぶし、支那料理の豊竜や一部の人には有名になった。書店紀の国屋の階上には、当代画壇の大家展覧会が随時に開かれるし、聚芳閣の店頭には、最近思想界の傾向を示す書類が遺憾なく陳列されている。――実用、娯楽、思想、美術、歓楽――

浅草も銀座も上野もいらない、あらゆる需要を一手に供給しようという、一大デパートメントストアを形造るような町の状勢、これが今日の新宿である。新宿御苑があって片側町であろうとも、浄水場が控えていようと、手近に多摩川、吉祥寺への近郊があり、四谷、赤坂、牛込から吸収し、遠く甲信、小田原の人々をここで食い止めようという努力である。誠に大東京の繁盛を最も顕著に物語っている場所となった。

焼打ち