Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しょくぶつき

植物記

牧野 富太郎

Lisez 植物記 (しょくぶつき) de 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 165 848 caractères · 327 écrans

Aozora Bunko

二、三の春花品隲

すなわちそう書くと山茶の「つばき」と間違い易い。もしも「さざんか」を漢名を用い支那の名で書きたければそれを茶梅とすればよい。兎角こんな誤謬をいつまでも固執して目醒めぬものは、主として俳人である。俳人は歌ヨミよりは精しく草木を識ってはいるが、しかしその字面に対しては存外無学である。その証拠には彼等の俳句、彼等の歳時記などを見れば誰れでもそれはそうだと直ちに首肯かざるを得ないであろう。

〔補〕今から方さに六十二年前の明治十四年十二月に、東京大学の松村任三先生が「神樹果して日本に生ずるや」と題する一文を当時の『郵便報知新聞』に掲げて大いに気焔を揚げられた事があった。その文章は「余此頃東京日日新聞第三千三号及三千四号を閲するに在独逸国某氏の起草せられしものにして林学協会集誌に出るなりとて神樹及擬合歓説と題せる左の一篇を載せたり」云々に始まりてほとんど千言を費し神樹の日本産に非ざる所以を痛切に論ぜられた(その委曲は『牧野植物学全集』第六巻に出ている)。

二、三の春花品隲

春になったとは言えまだ冬と同じい西北からの寒い風が吹いて樹の枝を鳴らしている時、早くもそこここに既に大量な花が咲いていると言ったら誰れでもそれは何んだろうと怪訝な眼を瞠るであろう。