Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
えどさんごくし
江戸三国志
吉川 英治
Lisez 江戸三国志 (えどさんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 577 271 caractères · 1141 écrans
きりょうの美い女だ。それに髪を切られているから、これはどこか城下の茶屋女が、痴情で殺されたものだろう――などと、いっぱしな目明し気取りで、鑑定をつける者がある。
いや、こんな女は、城下の茶屋じゅうで見かけたことがない。という異説も出たりします。
第一この死にかたがどうも怪しい。
評議まちまちの結果でした。
とどのつまり、やはり、これは一応誰か然るべき者か上役の者に来てもらわなければ、この死骸をこうして置いていいか、それともべつな処分をするか、どうにも去就がつかないということになります。
で、話がそうきまると、ひとりの捕手が、合点という風に畷のやぶに飛びこみました。
しばらくすると、篠のそよぎの消えて行った藪の奥で、一声、二声、まろび音に吹かれた呼子笛が尾をひいてひびきます。
初めて、ぼっと提灯が浮いてくる。それも人魂のごとくたった一つ。
どこかに伏せておいたのが、呼子笛に急いて来るのでしょう。
まもなくだんだんそれが近づいて来ると、合図をした組子のひとりが、藪を分けて案内に立つ。
何かしきりとしゃべるのを、明りに添って来る三人が、うなずきながら聞き取っている。