Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
Lisez 海底大陸 (かいていたいりく) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 89 400 caractères · 179 écrans
今もいうように、アトランティス大陸は海底に沈んだ。この大陸にすんでいた生物は、さてどうなったか。馬も牛もニワトリも人間も、みな海水にのまれて、おぼれ死んでしまったろうと思うじゃろう」
ドリー老助教授は、ふてぶてしい面がまえで、またもや一座をずーっと見まわした。そしてまた言葉をつづける。
「あッはッはッは。そう思うのは素人考えじゃ。生物なんてものは、なかなか生存力のさかんなもので、そんなことで一時に死にたえるようなことはない。もちろん、アトランティス大陸の生物の多くは、その地変のとき死んだが、その中に執念ぶかく生きのこったのが、今日の海底超人という一族だ。どうだ、これで問題はとけたではないか」
一座は、にわかにそうぞうしくなった。
「とんでもない話だ」
「いや、ドリー君はなかなかいいところをついている」
などと、はんたいする者もあれば、また賛成する者もあった。
「ドリー助教授にちょっとうかがうが、今の話のようなことで海底超人が生まれたとすると、その海底超人の前身は、いったい何であったのか。やはり人類であったか、それともタコであったか」
と、これはシムトン会長の質問であった。