Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ごくちゅうせいかつ
獄中生活
堺 利彦
Lisez 獄中生活 (ごくちゅうせいかつ) de 堺 利彦 (さかいとしひこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 15 443 caractères · 31 écrans
一三 賞罰
時間は最も長いときで十時間半、最も短かいときで八時間半であったかと記憶する。そして各囚人にはそれぞれ定まった課程があって、それだけの仕事は是非させられることになっている。就役中は話もできず、休むこともできず、便所に行きたい時には手を挙げて許可を請うのだそうな、それから役には工賃が定まっていて、その十分の二三ぐらいは本人の所得となる。それで長期の囚人は百円も二百円も持って出るのがあるとのこと。
一三 賞罰
囚人が反則をすればすぐに懲罰に附される。懲罰の第一は減食である。減食といえば食物の量を三分の一ぐらいに減じられて、数日の間、チャント正坐させられる。それがつらさに首を縊る者が折々ある。平気な奴でも体重の一貫目くらい忽ち減る。
それから減食でもこたえぬ奴は暗室に入れる。重罪囚で手に合わぬ奴にはというものを施す。※(「金+大」、第3水準1-93-3)とはすなわち足枷である。それでもまだこたえぬ奴には、一二貫目もある鉄丸を背負わせるとのこと。
賞としては一週間に一度か二度か食事に別菜がつく。そのほかには、湯に先に入れる、着物の新しいのを貸す、月一度と極った手紙を二度出させるなどの特待があるばかり。