Classici giapponesi con furigana
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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Leggi 一休さん (いっきゅうさん) di 五十公野 清一 (いずみのせいいち) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.
N5 · base · kanji e kana moderni · 40.517 caratteri · 82 schermate
「おしょうさま、まんなかを わたって いきましょう。」
「だって、はしを わたっては いけない、と かいてあるでは ないか。」
「だから、まんなかを わたるのです、おしょうさま。この たてふだには、わざと はしを かんじで かかないで、はしと かなで かいて あります。これが なぞを とく かぎですよ、おしょうさま。」
一休さんは そう いうと、すたすたと はしの まんなかを わたっていきます。
じくさいさんは いえの まえまで でて、一休さんが どうするだろう、と ながめていました。
すると 一休さんと おしょうさまが、へいきな かおで はしを わたって きたので、
「しゅうけんさん、おまえさんは あの たてふだが みえなかったのかね。」
と、いいました。
「いいえ。わたしは このとおり 二つの めが ちゃんと そろって いますから、たてふだは よく みてきました。」
「なに、みてきた。――では、なぜ はしを わたってきましたか。」
「いいえ。はしの ほうを わたっては いけないと かいて ありましたから、まんなかを わたって きました。じくさいさん、この はしは はしの ほうが くさって いるんですか。