Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Leggi 一休さん (いっきゅうさん) di 五十公野 清一 (いずみのせいいち) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.

N5 · base · kanji e kana moderni · 40.517 caratteri · 82 schermate

Aozora Bunko

米がない

おしょうさまは、

「おまえは なかなか できている。どうじゃ、わしの ところで しんぼう できそうか。」

「いたします。」

「それでは 今日から そうじゅん と 名前を かえろ。」

一休さんは こうして、その日から さいごんじの 小ぞうに なりました。

米がない

「そうじゅん、さっそくだが でしいりと きまったら、めしを たいて もらおう。」

でしいりが きまると、おしょうさまは さっそく しごとを いいつけました。

「はい。こめびつは どこに ありますか?」

「だいどころに ある はずじゃ。」

だいどころに いって みると、こめびつは あるが、こめびつの なかには おこめが 一つぶも ありません。

「おしょうさま、おこめが ありません。」

「ないなら、どこからか さがして こい。」

大へんな ことに なったものです。

こんどの おしょうさまは がくもんや、がくもんを かんがえる じかんが おしくて、たくはつに でて、おこめを もらうのも わすれて いるのでした。三日も、四日も ごはんを たべないで、じっと がくもんを して いることが ありました。

今日も あさから なんにも たべないで、みずばかり のんで いたのです。